CONNXのデータ同期とレプリケーション
最小限のリソースでデータを同期
データソースのパフォーマンスに影響を与えることなく、データを常に最新の状態に保ちましょう。CONNXを使用すれば、常に最新データの流動的なフローを確立して、データベース、データウェアハウス、ビッグデータ、クラウドシステムを最新の状態に保つことができます。変更があったレコードのみを差分更新するため、労力とリソースが最小限に抑えられ、大量のリソースを消費する一括データ更新が不要になります。現代のビジネスは驚くべきスピードで進んでいるため、意義のある生きたコネクションを実現するためには、最新データの流動的なフローが必要です。古いデータに基づいて意思決定を行ってしまうと、ビジネスに必要な情報や決定、行動、成長は得られません。データ連携には、リアルタイムとニアリアルタイムの2つの基本形態があります。リアルタイムデータ連携は、その名のとおり、データベースに変更が加えられるとすぐにデータを収集・集約します。リアルタイム処理は、常に移動する大量のデータの即時の連携が必須である場合に実行されます。ニアリアルタイムデータ連携は、定期的に行われます。データは即座に収集されますが、必ずしも即座に連携されるわけではありません。ニアリアルタイム処理は、スピードは重要だが処理時間が分単位でも許容される場合に実行されます。
主な特長
- リアルタイムまたはニアリアルタイムでデータ連携
- ソースとターゲットの接続から数時間ですぐに稼働
- 単一または複数のデータソースからの変更をキャプチャ
- 手作業を削減
- メタデータ管理を使用して完全な制御と柔軟性を維持
- 複数のレベルでセキュリティを提供
- ハイブリッド連携要件に迅速に対応
- データアクセス、仮想化、移行機能にまで拡張可能な1つの統合プラットフォーム
特長
リアルタイムレプリケーション
さまざまなソースから多数のターゲットデータシステム（データベース、データウェアハウス、ビッグデータ、クラウド、デジタルプラットフォームなど）に、データをキャプチャ、変換、レプリケートします。変更があったレコードのみを差分更新する低レイテンシーのCDC（変更データキャプチャ）により、データを常に最新の状態に保ちます。
ニアリアルタイム同期
通常営業時間後などの使用頻度の低い時間帯に更新をスケジュールしたり、ビジネスで最新の情報が必要な場合には1分ごとに更新をスケジュールしたりするなど、必要に応じて同期タスクをスケーリングできます。
150以上のデータコネクター
CONNXは、メインフレーム、HP® OpenVMS、iSeries (AS/400)、UNIX®、Linux®、Windows®、デスクトップなどのプラットフォームに存在する、さまざまなデータベース（レガシー、リレーショナル、ビッグデータ、クラウド）への標準SQLでのアクセスを実現します。
SQL Server®の高度なサポート
CONNXをMicrosoft® SSISに追加するだけで、SQL Serverデータベースで変更があったデータを容易に取得し、効率的な差分更新を実行します。
包括的な変換とETL
グラフィカルクエリビルダーを使用したSQLベースの変換により、テーブルとフィールドの包括的なマッピングが可能です。また、100以上の変換関数のライブラリには、フィールドの値をマップするためのさまざまな方法が用意されています。これにより、フィルター、並べ替え、結合、ユニオン、集計などの複雑な変換が可能になります。
メタデータ管理
メタデータ管理により、ソース構造を変更することなく、すべてのデータを単一の理解しやすい構造に結合したレキシコン（辞書）を作成します。
セキュアなアクセス
CONNXのセキュリティは、クロスプラットフォームのセキュリティ問題の対応に最適です。複数のデータベースのログインを管理し、各システムのデータへのアクセスを保護します。
データを必要な場所で取得
CONNX は、データをリアルタイムまたはニアリアルタイムで同期およびレプリケートできます。分析システム（データウェアハウス、ビジネスインテリジェンス、ビッグデータ、クラウドなど）にレプリケートする場合や、アプリケーションにレプリケートする場合に、CONNXは最適なプラットフォームです。また、CONNXをSoftware AGの多様なソリューションと統合することで、アプリケーションからエッジまで、想像を超えるスピードでイノベーションを推進することができます。信頼できるアプリケーションをクラウドに移行しましょう。また、アプリケーションをAPI化しましょう。そして、データの流動的なフローを確立し、ビジネスで意義のある生きたコネクションを実現しましょう。
