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データアクセス
レガシーからクラウドに至るまで、あらゆる場所に存在するデータにアクセスし、最新のビジネスアプリケーションに活用しましょう。
データアクセスとは?
データアクセスとは、データが移動中か保存された状態かを問わず、あらゆる場所でITシステムからデータを取得・変更・コピー・移動できる機能です。
アプリケーションは、レポート作成、サプライチェーン管理、ビジネスインテリジェンス、分析、その他の機能を有効にするために、さまざまなソースからデータを取得する必要があります。
なぜデータアクセスツールが必要なのか
企業データは複数のデータベースに存在し、その多くはレガシーシステムに存在します。Adabas、Db2®、IMS、VSAM™、Datacom®など、これまで数十年かけた投資を容易に活用することができます。
データアクセスツールは、標準SQLを使用してレガシーシステムや非リレーショナルシステムなどの複数のソースから企業データを解放し、単一のプラットフォームでリアルタイムにアクセスできるようにします。Visual Basic®、C、C++、Java®、Python®、PHP、.NET®などのWebツールを用いたデータアクセスが容易に実現できます。
データアクセスツールは、データ仮想化やマスターデータ管理などの補完的なテクノロジーと連携して、オンプレミス、クラウド、あらゆる場所でのデータ活用を可能にします。価値あるレガシーを基盤に、貴社のデジタル化の取り組みを加速させましょう!
ユースケース:
レポート作成
ビジネスユーザーはしばしば、レガシー、リレーショナル、非リレーショナルデータソースから情報を収集する必要があります。データアクセスツールによりエンドユーザーが必要なデータにアクセスできるため、IT部門は社内のサポート対応を減らし、貴重な時間を確保することができます。ユーザーは、クエリを実行し、各自のニーズに合わせてカスタマイズしたレポートを作成し、Excel®、PDF、HTML、画像、区切り記号付きなどの幅広いファイル形式で保存して配布することが可能です。
Webアクセス
多くの企業は、eコマース、カスタマーサポート、サービスチェーン、サプライチェーン管理などのサービス向けに、Webサイト、カスタマーポータル、イントラネットを通じてミッションクリティカルなデータをやり取りしています。こうしたWebベースのアプリケーションはすべて、情報の保存先としてレガシーシステムがある場合、データアクセスプラットフォームを必要とします。
アプリケーション モダナイゼーション
Webでのデータアクセスのモダナイズにより、企業は顧客、サプライヤ、パートナー、従業員とより広範囲かつ強力な方法でやり取りできるようになり、データを「最前線」に置いて、業務推進のために効果的に利用できるようになります。
CONNXデータアクセス
あらゆるデータソースにアクセス
CONNXは、業界最大の150以上のデータベースアダプターを提供しており、メインフレーム、OpenVMS、IBM i (AS/400)、UNIX®、Linux®、Windows®、デスクトップなどのプラットフォーム上に存在するさまざまなデータベース(レガシー、リレーショナル、ビッグデータ、クラウド)への標準SQLでのアクセスを実現します。ODBC、OLE DB、JDBC®、J2EE®、.NET準拠のアプリケーション、レポート作成ツール、開発ツールに接続できます。データを元の場所から移動するETL方式とは異なり、企業データの場所に関係なく、アクセスして連携することができます。
メインフレーム連携を加速
CONNXは、Adabas、Db2、IMS、VSAM、Datacom、その他のレガシーシステムや非リレーショナルシステムへの標準SQLでの容易なアクセスを実現し、単一のプラットフォームでリアルタイムにアクセスが可能です。Visual Basic®、C、C++、Java®、Python®、PHP、.NET®などのWebツールを用いたデータアクセスが容易に実現できます。
移動ではなく、アクセスによって合理化
データアクセスは、ETLプロセスなどのデータ移動とは異なります。CONNXデータアクセスソリューションは、メインフレーム、レガシー、ビッグデータ、クラウドシステムを問わず、元のデータをそのまま残せます。これにより、エラーやデータ損失のリスク、さらにはワークロードが大幅に軽減されます。
連携・統合プロジェクトを低コストで迅速に実現
レガシーデータやその他のデータソースへの容易なSQLアクセスを可能にし、組織内のあらゆる場所から企業データを解放します。従来の社内開発に比べてわずかな時間とコストで、重要なアプリケーション、ビジネスインテリジェンスシステム、Web対応のフロントエンドからデータにアクセスできるようになります。
セキュリティを維持
セキュアなアクセスで機密データを安全に保護します。複数のデータベースのログインを管理し、各システムのデータへの安全なアクセスを確保します。
意思決定の改善
単一のプラットフォームを通じて、さまざまなデータベースからのリアルタイムデータフローに基づくインサイトを活用し、より迅速に対応できるようになります。
デジタル化の取り組みを加速
貴重なレガシーテクノロジープラットフォームを活用するために、データアクセスツールを使用して、企業データを新しいデータウェアハウス、Webアプリ、ビジネスインテリジェンスツール、ビッグデータ、クラウドプラットフォームに連携します。
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CONNXデータ連携プラットフォーム
分散した異種データ環境にまたがる包括的なデータ連携により、データアクセス・仮想化・移動・移行・レプリケーションのようなメリットを1つに統合された環境で実現できます。
クラウドでメインフレームデータの共有をご希望ですか?
CONNXデータ連携ソリューションで、メインフレームデータの価値にアクセスする方法を学べます。レガシーからクラウドに至るまで、データを連携します。